ジェンダーフリー「誤訳」の件は、あれは忘れたいし、なかったことにしたい歴史なんだろうと。例のピンク本(『バックラッシュ!』)出版にしても同じかと。情報の制限が権力をつくる、ってのはたしかにいえるんだろうな。ただあの誤読の件は、私がWeに書くまでは誰もいってなかったし、それからそう時をへずにウェブに掲載しているから、学者層も知った時期的には、ウェブ掲載とそう大きくずれてはいないってのがあったとは思う。そうですね、「何を報じないか」が権力、というのは、マスコミも学会もたしかにそうだ。ェンフリ誤読の件の問題は、もうひとつ、英語文献を含む学術文献への図書館アクセスが容易であり、しかもネットアクセスも確保されている立場の、しかも専門の研究者たちが、仲間うちの権威構造のほうを鵜呑みにしたこと。そして、研究者として基本であるはずのオリジナル文献の確認すら怠ったこと。